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記 Archive

武生にて *2

市役所を辞して、次は越前市武生公会堂記念館へ。
ここは、前から大貴さんが「すごく気になっていた」ところだそうで、宿舎から菊人形会場へのバスなどから見るたびに「入ってみたい。中がどんなふうになっているのか見てみたい」と思っていて、今回念願叶って入ることができました。
ここのような、明治〜大正〜昭和初期に建てられた建築物が大好きで、地元の横浜でも洋館めぐりなどをしているとか。
中では、源氏物語千年紀にちなんでの特別展や、武生にゆかりの人物を紹介した常設展などがあり、それらを見ながらも、気になるのは重厚な扉や飾り窓、螺旋階段の手すりやクラシックな電灯、ステンドグラスなど。こんどはここで講演会をやりたい、と言って案内の方を笑わせていました。

公会堂記念館

武生にて *1

10月31日、大貴さんの講演会が武生で行われました。
大貴さんが武生に来るのは、2007年の初春以来ということですが、当日の午後、しらさぎで武生駅に降り立ちました。
講演会が始まるまでの時間を、まず市役所で越前市の奈良市長にご挨拶しました。
奈良市長からは、大貴さんの好きな深紅のバラの花束をいただきました。そのバラの花束は、講演会の時、演台の横に飾られました。参加された方はご覧になったことと思います。

市役所にて

講演会についてのお願い

アル・プラザ平和堂武生店ならびに越前市役所内に貼られた講演会ポスターが何度も剥がされているそうです。
大貴さんがこの講演会のポスターのためにと選んだ写真が使われているポスターですから、欲しい人がいるのもわかります。けれど、チラシを一枚印刷するにもそれなりのコストがかかっています。サイズの大きいポスターとなればなおさらです。何より、告知のためのポスターが持ち去られてしまうということは、講演会の情報を知りたいと思う人の目に触れなくなる、ということです。

どうか、この講演会に参加したいと思う人のために、そして大貴さんのためにも、そのような行為をすることはおやめくださるようにお願いいたします。

大貴誠講演会についての追記

大貴誠講演会の参加方法について、ご質問がいくつかありましたので、今の時点でわかる限りのことを追記します。

●講演会は、どちらにお住まいの方でもご覧になれます。越前市民の方のみ、というようなことはありません。

●講演会の参加には、申し込みは不要です。当日、会場に来ていただけばご参加いただけます。
●講演会のチラシ(来週ぐらいに配布になる予定です)に、参加申し込み欄がついていますが、これはだいたいの参加人数の目安を知るためのものです。参加申し込みは必須ではありません。

●講演会の参加申し込みをしていただきましても、座席の指定はできません。ご希望のお席には先着順で着席していただきます。

大貴誠講演会のお知らせ

大貴さんが武生で講演会をすることになりました。主催者の方より許可を得て、こちらに情報を転載します。


女性のチャレンジ支援講演会
 『OSK解散の危機から再生へ 〜菊人形がくれた、始めの一歩〜』

講師:大貴誠
開催日時:10月31日(金)、19:00〜20:30(開場18:30予定)
開催会場:越前市福祉健康センター多目的ホール(JR武生駅前アル・プラザ平和堂武生店4F)


※会場外のロビーはあまり広くありません。他のご利用者の方にご迷惑になりますので、開場時間まではロビーでお待ちになることはご遠慮ください。
※託児施設あり(要予約)、駐車場あり

定員:150名(座席自由)
受講料:無料(チケットの発行はありません)

主催:越前市/NPO法人男女平等推進協会えちぜん
共催:たけふ菊人形まつり実行委員会

問い合わせ:NPO法人男女平等推進協会えちぜん
(受付時間9:00〜18:00。毎週月曜日・第3日曜日・祝日は休館。休館日、時間外はFAX、E-mailのみの受付)
TEL/FAX:0778-24-4446
E-mail:witt@angel.ocn.ne.jp
URL:http://www4.ocn.ne.jp/~andante1/
〒915-0071 福井県越前市府中1-11-2 アル・プラザ平和堂武生店4F 越前市男女共同参画センター内



OSKの武生公演期間中です。ウイークデーではありますが、金曜の夜ですので、この講演を聞いて武生で一泊、次の日は朝から武生公演を見る、というのはいかがでしょうか。土曜の晩は武生の集いもあります。

大貴誠

クラブ・バロン*5


おお騒ぎしている、召使いの前を素通りし、両親への挨拶もせず、ブーツをぬがずに足も洗わず、出会いの間へとむかいました。そして山積みの肖像画の中から今回の相手の肖像画を掘り出しじっくりと見て、想像力を働かせ彼女を思いました。

バロンはプリンセスがとても素敵な人だと思い始めました。彼女の元(部屋)へ、今までの事を伝え、失礼の数々、過ちの話しをする為、出向いたのです。

召使いのリボンはどうしてよいやら、マーガレットの方を見たり、かなりの動ようです。バロンはひざまづき、プリンセスの手にキスをし、礼儀正しく挨拶しました。
「○×△○××△……!〜〜!!」
そして自分自身の過ちを心からプリンセスに扮したリボンに話しました。

バ「……というわけで、私(わたくし)の思いを分かって頂けましたでしょうか?」
リボンは少し頬を赤らめて、
リ「はい、わたすでえんなら〜」(訳「はい、私でいいのなら」)

まだ求婚してないのに突然わけのわからない返事、そしてどこの領地の言葉かわからないイントネーションにバロンはきょとんとしています。

バ 「はぁ……?」

プリンセスマーガレットはビックリして思わずリボンの足を蹴りました。
リ 「いでぇ〜〜!!」
バ 「どうなさいました!」

プリンセスはリボンの叫び声を打ち消すように、
プ「ひっ!姫マーガレットは心から喜んでおられます。」

プリンセスマーガレットは召使いをよそおっている事も忘れ、
プ 「バロン様は素晴らしい方です。私はあなたと正式に婚約しとうございます。」

バ 「そなたは……?そなたは?!どこかで見たような……愛らしい方……??? あなたは!フィールドグリーンのプリンセス! あっあっあっ……いけません、あなたには婚約者が…いや広場で婚約パーティー、ほら彼は素敵な人だと思うんでしょ…だから、いやなら断ってしまえ!!」
プ 「はい?……ハイ! 私がアクエリアス川を越え、森の都カーモンドからやって来た、一応、婚約者の、プリンセスマーガレットです。」
バ 「は、ハイ! しかし似てる〜〜」
プ 「私、お恥ずかしいです。実は私もこの婚約が嫌で、いいえ、決められた毎日の生活がイヤだったのです。でもバロン様のお話を聞いて目覚めました。私次第で全てがバラ色に変わるのですね……。バロン様」
バ 「プリンセスマーガレット!!」

二人は手を取り合い、婚約どころか結婚の約束をしました。さあ2人の結婚式です。皆が2人を祝福しています。バロンはこれからもっともっと心から領民を愛し、全ての人を愛し、彼女と供に生きて行く事を誓ったのでした。

P.S.プリンセスマーガレットは式の途中リボンに「素敵な相手を必ず捜してあげる」「だから本当にいろいろごめんね」っと小声で伝えブーケを手渡しました。


バロンのプロトタイプである。
これがもとになって、2006年7月世界館公演『バロン 〜とても不思議な冒険綺譚〜』はできあがったと思われる。

クラブ・バロン*4

FAXは手書きだった。


プリンセスとのダンスの番がバロンに回って来ました。とても愛らしい人です。バロンは心から1つ1つ話しました。

バ「プリンセスおめでとうございます。」
プ「有難う。」
バ「質問してよろしいですか?」
プ「どうぞ、遠慮なく。」
バ「プリンセスは今まで一度も会った事もない人と婚約して、本当にそれで良いのですか?」
プ「はい、だって両親や一族の人達がわたくしの幸せを願って捜して下さったのですもの、出会いのかたちなんて関係ないと思っています。それに彼の肖像画はとても心の美しさが感じられました。きっと思いやりを持ち、私(わたくし)のお話しを聞いたり、本当に諭して下さるような方だと思います。」
バ「何故、そのように自信に満ちあふれていらっしゃるのですか?」
プ「自信ではありません、私の想像力です。良いではありませんか、お会いしてもしも、お互いに生きて行く思いが違うと感じたら、心からお断りすればいいのです。」
バ「ああ……」
プ「そうでしょ、バロン様、ダンスとても楽しかったですわ」

プリンセスは次の番の人と踊りに行きました。
バロンは感じ入ってしまいました。
「そうか、そうなんだ。私は今まで一度としてちゃんと婚約者こうほの肖像画も見ず両親と話し合おうともせず、自分で勝手に貴族とは窮屈なものだと決めつけていたのだ。」
バロンはフィールドグリーンの人達に別れを告げ急いで舟に乗り領地へ帰りました。

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